- 1、芯巻き
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竹ぐしに和紙を巻き、その上から灯芯を巻きつけていきます。
- 2、芯さし
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竹ぐしに、芯を1本1本挿していきます。
1番小さいろうそくの場合、1日に2千本ほど作っています。
- 3、芯づけ
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竹ぐしに挿した芯を、溶かしたろうにつけて、乾燥させます。
ある程度の太さになるまで、数回から数十回繰り返し行います。
表面はまだデコボコしています。
- 4、下掛け塗り
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右手でくしを転がし、左手で形を整えながら、表面を滑らかにしていきます。
塗り終わったら、乾燥させます。ろうの温度は45℃前後です。
- 5、上掛けすり
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すり鉢の中のろうを、すり棒でかき混ぜていきます。
ろうの温度が下がり固まってくると、白っぽい色のろうに変化していきます。
- 6、上掛け塗り
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くしを数本ずつ転がしながら、上掛けを塗っていきます。
- 7、頭切り
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ろうそくの上部を、炭で温めた包丁できり、中の芯を出していきます。
その後ろうそくを、くしから抜いていきます。
- 8、おしり切り
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温めた包丁で、ろうそくの下部を、同じ長さになるように切りそろえて、完成となります。